「GoPro」 × 「Trace」 で、自分のサーフスタッツ(ライディングデータ)を映像にオーバーレイできるようになりました。
自作のサンプルです。
Trace × GoPro from SurfHack on Vimeo.
Traceチームが、リンコンのいい波で撮ったものはこちら。
Traceはアクションスポーツに特化したセンサーハードウェアを作っていて、ボード(サーフボード、スノボ、スケボーなど)に設置すると、GPSとセンサーを使ってスタッツ(位置・速度・ターン角度・エアーの高さ、etc)を記録してくれます。
Trace: http://www.traceup.com/
Trace単体でも、スマホアプリと同期させるとサーフスタッツを可視化できます。
月単位、年単位などで、自分のサーフログを把握できますし、
セッション単位で細かくログを確認できます。1セッションごとに、サーフした時間、最も長く乗った波、最もスピードが出た波、などを数字で確認できます。
さらに、1本単位でライディングを確認することが可能です。ライドの軌跡もビジュアル化されるので何となく気分が上がりますw
Surflineが提供する気象情報も共に記録されますので、コンディションを思い出しやすいですね。
ネットワーキング機能も充実していて、世界中のユーザーのログを見ることも可能です。
写真は”Jordy Smith”のログです。最もスピードのでた波を見ていくと、2015年11月13日のハワイ・オアフ島のガスチェンバースで乗った波であることが分かったりします。
KickStarterでBackerとなったばかりの時は、かなりしょぼかったのですが、この2年で着実にサービスを進歩させています。
という感じで、Trace単体でもスタッツログは残せるのですが、やっぱり映像とのシンクロは格別です。
映像×スタッツの話に戻りますが、GoProとの連携はこんな感じです。データの転送に手間取ったりして、そこそこ時間を取られます。
- GoProのWiFiシグナルを利用して、両者を同期
- Trace → サーフィン中のスタッツを記録
- GoPro → サーフィン中の映像を記録
- Traceが用意したDropBox内にスタッツ記録と映像を配置
- Traceが用意した編集ソフトに読み込むと、自動でスタッツがオーバーレイされる!
RipCurlからSEARCH GPSが出たときは吸収されちゃうかなと思いましたが、映像とのシンク機能でTraceは盛り返しましたね。SEARCH GPSの映像はこちら。
ガーミンがTraceとGoProを足したようなカメラ「VIRB-XE」を出して来ましたし、スタッツをオーバーレイしたスポーツ映像が増えてきそうです。VIRB-XEの映像はこちら。
世界中のライダーのベストターン集とか、MAXスピード集みたいな映像を簡単につくれますね。
WSLのコンテスト映像も進化してきてますし、ますますサーフ映像が面白くなりそうです!
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